職場のPCで引いたタロットカードは
『女教皇』正位置でした...
(あ、仕事の休憩時ですよ(^_-))
そして帰宅して、自分のカードにもう一度、聞いてみます、
「おばあさんに今日会えるでしょうか?」
そこで出たのが
「ペンタクルの2」正位置
今日なら、会えるっぽい...
(他の候補日でもカードを出してみましたが、他の日だと難しい、会えない、ってカードしかでないのです。)
っていったい何の話?
っていうとですねーー
このブログにも以前書いたのですが、
昨年息子を夜のサッカーの練習参加時に、迷子にしてしまいまして。
土地勘のない吉川で、間違った場所で息子を降ろし、
約2時間後にグランド
(今度は正しい場所に迎えに行った...ナビの通りに行動した結果、そんな間抜けな?事態がおきました)に行ったら、
あたりまえだけど息子はいなかった、
コーチやら他の友達やらママたちに「今日来てないよ!」と言われ、
まさに血の気が引く思い、恐怖の体験でした。
その時、息子が間違った場所からさまよってすっかり暗くなった頃。声をかけたのは年配の女性でした。
その見ず知らずの女性は「一緒に交番まで行ってあげよう」と一緒に交番まで歩いてくださったのです。
女性と歩く息子を、ちょうどサッカーから帰る他の友達が見つけて声をかけてくれたので、
無事私たちと息子は合流することが出来たのですが、
私は女性にお礼を伝えることが出来ませんでした。
ずっと気がかりで時々話が出ると、
「あのおばあちゃんにお礼したい」と息子も言っていました。
女性のお住まいのアパートがうっすらはわかるようなことを言っていたのですが、
そもそも土地勘がない場所だし、
「顔はおぼえているか微妙...」
と曖昧な感じで果たして無事会えるかはかなりあやしかったのですが、
いやいや私の怠慢なわけです、
すぐにでも二人で行くべきでした。
最近になって夜のサッカー練習の帰り道に言われた息子の
「あのおばあちゃんに、いつお礼するの?」という言葉が
仕事中、ふいに胸に引っかかって、行くなら今日かもしれない、と思ったのです。
そこで出てきた『女教皇』正位置、
これはもう自分の直感を信じるしかない、
そういう事だと思いました。
ちなみに、この日は私、仕事で草むしりを一時間半くらいやってていつも以上に疲れていました。
明日はちょうどサッカー練習吉川だし、明日じゃだめ?とか
またまたなまけ心が出たのですけど、
『女帝』逆位置、これ雨ふるかなやっぱり、(実際雷と氷が降ったところもあるみたいですね、やんだけど)
等々、わかりやすくダメなカードしかないカードが並ぶなか、
今日あえるか?
『ペンタクルの2』正位置はコミュニケーション取れる、って唯一言ってくれていて、
文字通り腰は重かったんですが、
息子と行くことにしました。
お礼の品をかき集め、
吉川に車を走らせ、パーキングに止めて確かこの辺りというところまで
数十分歩きました。
『なんだか雲をつかむような話だね...』と何度も私の中で芽生えますが、
同時にここは自分の直感を信じなくちゃ、と確認します。
息子が
「たぶんこのアパートだと思う、上から来たか一階だったか、わからないけど」
となんとかお住まいだったアパートを見つけました。
夕暮れ時どんどん暗くなってくるなか、
私と息子は所在なくポツン、とその建物の前でその女性が出てくるのを待ちました。
しばあらく、二人で立っていたら、
自転車に乗る白髪の女性が通りからやってきて、
そのアパートの敷地に入って行きました。
息子が私の顔を見ます。
「おばあちゃん?」
「たぶん」
息子に追いかけさせると、話声が聞こえてきます、
私も慌てて二人のところに行きました。
白髪の女性「そうだよね、迷子になってたよね、大きくなったね」
と覚えていて下さいました!
もうこの奇跡じゃないけど、無事お会いできたことに感動して、
お礼が遅くなったお詫びと、気持ちで持ってきたものを手渡そうとお話をしました。
ぽんかん二つと、ジャム、マンダリンオリエンタル東京ホテルのお茶、
女性は「私は一人だから。いろいろいらないのよ、ミカンが好きだからこれだけ頂くわ」
とおっしゃいましたが、ジャムもお茶も美味しいし、ぜひ受け取ってください、
とお渡ししました。
帰ってから、またなるほど!とひざを打つ思いだったのですが、
『ペンタクルの2』のカードの絵柄、
ペンタクルが二つ、これミカン(正しくはポンカンだけど)を渡した、その光景を表していたんだ...
それにペンタクルの2って、自転車をこいでいるひと、とも読めます。
ここ最近タロットカードが色々読み取り方を深めさせてくれているなあ、としみじみ思うのです。
そして「自分の直感を信じなさい」と説いた、女教皇のカード、その通りでした。
学びは多いのですが、何より、すっごく遅くなったけれど、息子とあの女性にお礼を伝えらえて
本当に有難かったしホッとしました...。